焦らずプログラムを進めていくのが一番の近道です。
50代・看護師
2024.12.03
参加する前の印象
- 通うことで本当に病状が良くなるのか疑問でした。初めてこの病気になり、対処方法も経験がないのでとりあえず主治医の先生の言う通りにしてみよう、合わなければ断ろう、と思っていました。
- 風を引いた時なら経験から自分で良くなる方法を持っているが、今回は全くわからないので通うのも仕方ないなという気持ちでした。
参加してよかったこと
- 心理教育・自己分析は自分自身の良い所を多く気付かせてくれました。グループワークでの意見にも励まされました。スタッフの先生方の話し方、表情、態度、部屋の環境も気持ちが落ち着きました。
- 絶対に良くなりたいという気持ちとリワークの環境が、良い相互作用になったと思います。
参加して大変だったこと
- 参加した当初は、心理教育の講義中でも辛い時期が思い出されて苦しかったです。
- 休職してからは思っているより体力が落ちていることをリワークに通うことで実感しました。特に下肢筋力の低下が著しかったです。
参加して生じた変化
- 自己分析①②に取り組んでいる時期までは辛い時期を振り返る時期なので、自分を責めたり、落ち込んだり気持ちがしんどくなる事もあり、自分で予定していたより完成させるまでに時間がかりました。作業と並行してCBTの講義を受けながら、自己分析③に進んだ頃には自分を責める気持ちがほとんどなくなり、バランスの取れた思考を取り戻せたような気がします。
- 毎日のお風呂やシャワーができるようになったり、今まで楽しめていたイベントに参加できるようになったり、生活も元に戻ってきました。
これから参加される方へのメッセージorアドバイス
- 主治医やスタッフの先生方のアドバイスを受けながら、焦らずにプログラムを進めていくのが一番の近道だったと思います。通うことで気持ちの変化が実感できると明日からの自分の励みになります。